倉石 文雄

倉石 文雄 FUMIO KURAISHI

制作活動をはじめた1983年から一貫して「見えるもの 見えないもの」というタイトル、テーマで制作して参りました。一つの形を構成する要素として、見えるものと見えないものは不可分のもので、形として見えるものの、様々な背景を感じること、想像することから創造することの一歩を作っています。それらが今を知り、未来に向かう指針になると思っております。タイトル、テーマの抱えた範囲が広いことから、これまでタイトルで悩んだことがありません。80年代、90年代はアトリエできっちり作った作品を、展示することが多かったのですが、最近は、ピンとくるものがない場合、手ぶらで出かけて現地で制作することも多くなりました。特に3.11以後は自分の中で、連携すること、協力することなどの、いわゆる「場」に興味が増し、見えないものを許容する範囲が広がりました。

 
 

見えるもの見えないもの 2017
空の学校

見えるもの見えないもの 2016
黄昏に動き出す街

見えるもの見えないもの 2016
私の街あなたの街みんなの街

 

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