石坂 孝雄

石坂 孝雄 TAKAO ISHIZAKA

 以前、野外展の冊子に
「見慣れた風景や忘れ去られた空間に、私は、私の意思とフォルムを放り込もう。その風景や空間は、覚醒するだろうか?」と書いた。
 出会った風景や空間に材(近隣にあるものや私が選んだもの等)を使い、時には炎天下や雨の中、地べたを這いずり回るように一種シュールな世界を造りあげる。風景は、歴史や人々の暮らしによって造りあげられるものだろう。地球規模で見れば蛙の小便のような私の行為は、どれほどの意味をもつのか。会期中の風景そして会期が終わった後の何もない空間が覚醒し、新たな呼気と味覚を持った風景、空間に変貌していると嬉しい。

2019
ギャラリー檜B・C 個展 “発芽と棘と”、グループ展 “磁力”(全労済ホール)
中之条ビエンナーレ2019(2017、2015、2013)
2018
遊桜ヶ丘現在進行形野外展2018(2016)
ギャラリー檜F個展 “われた木と土 われた空に梯子を”
2017
我孫子国際野外美術展2017
2016
アートアイランズTOKYO(伊豆大島)
2015
Art in 氷川(大宮公園)
2013
ノーウォー横浜展、波動展(福島二本松)
2012
流木パフォーマンス(長崎新上五島町)
2008
あるってアート2008(川越市)
2004~
2020
国際野外の表現展比企
 
1994
現代日本木刻フェスティバル(関市)
1987~
2017
個展、企画展(櫟画廊、アートフォーラム谷中、ギャラリー檜B・C、川越三番町ギャラリー、新潟グルグルハウス高柳)
 

国際野外の表現展比企

夏の終わりに曇り

棘のある風景

 

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