東京の島々を結ぶアート航路開発委員会
Planning and Development Committee for Contemporary Artways Linking Tokyo Islands
田中 千鶴子 CHIZUKO TANAKA
過去三回参加させていただきました、作品としては必ずしも大島や新島にこだわる事を厳格にはしていませんが、島で過ごす事、歴史を感じること、島の成り立ちや地質は、人や生きものの動きや流れは、そんな事を体験したことはすごくおおきなものでした。コロナ禍でいまバーチャルを余儀無くされるなかなおさら島での体験体感は素晴らしいロマンとなり心に刻まれています。
人はこの地球のどのようなところで生き営みをしているか、人とはどんなものなのか、生き物とは、はたまた地球、宇宙、と、探究心は果てしなく広がっていく、しかしその求める普遍と真理の到達点は無い、逆にマクロの宇宙からミクロの我にたどると、地球、生き物、人、社会、
家族、、そして我を思う。数十年間、人間社会の中で、生きてきた、美術を通して、物質や技術と触れる事も含み普遍と、真理を求めて仕事をしてきたつもりだ、いま2020年、実体験のない人間社会の不確実性の中で、確かなことは手塩にかけて制作し、物置に積まれている重い作品達がある事、と何十年も使ってきた体がくたびれて、人の老化と衰えを実感している事だ。
東京藝術大学 鋳金科 卒業
その他個展、 東京ー村松画廊、御茶ノ水画廊、コバヤシ画廊、アートスペース、ギャラリー21+葉、マキイマサルファインアーツ、福岡ー画廊香月、香川ーうみかギャラリー